鍵開けの変化

子供の頃、アニメやドラマに出てくる鍵開け師を見て、誰もが一度や二度は「自分もテレビの主人公の様に鍵開けをしてみたい。」と思った事があるのではないでしょうか?
針金一つで開けてしまう南京錠の開錠は、特にガチャガチャと真似してみせる子供が多かった様に思います。私も子供の頃ドラマで、男性が聴診器の様な物を金庫のダイヤル横に取り付け、静寂に包まれた中、1目盛りずつ慎重にダイヤルを回し僅かな音の違いを聞き取り鍵開けする場面にドキドキした事を思い出しました。カチャッという音と共に開錠された時の達成感は、観ていて何とも言えず気持ちの良いものでした。
ですから、私にとって鍵開けといえば南京錠やダイヤルロックが真っ先に思い浮かぶのですが、セキュリティーが強化された現代のアニメやドラマ・サスペンスでは少し様子が違う様です。ほとんどはコンピューター制御された鍵の解除ではないでしょうか?どちらかと言うと手先の器用さや集中力の高さを必要とした以前の鍵開けに対して、現代はいかにコンピューターの解析能力に長けているかが問われており、時代を映し出す変化だと言えるでしょう。
ですので、鍵を開けることに対するあの思いも、時代とともに変わっていくのかもしれません。