マスターキーシステム

防犯セキュリティのため、或いはプライバシー保護のため、あらゆるものに鍵がとりつけられています。一度自身が所有している鍵を集めて見てみてください。玄関や車の鍵はもちろん、金庫やスーツケース、会社のロッカー等々、人によっては5個も10個も様々な鍵を持っていたするのではないでしょうか。普段の生活でそれだけの数の錠前が使われているという証拠ですね。ところで、そんな錠が非常に沢山設置されている施設が、私たちの比較的身近にありますがおわかりになりますか?それは「ホテル」です。大小違いはありますが、大きなホテルになれば何十、何百もの部屋があり、それらにはそれぞれ別の錠前が付いています。しかしそんな多くの錠前に対して1つひとつスペアキーを作っていては、スペアキー保管用の部屋を用意しなければならないくらい大変なことになってしまいます。それは非常に効率の悪い方法です。そのため多くのホテルでは『マスターキーシステム』を導入しています。マスターキーとは、各々の部屋の錠前は違っていてもそれら全ての錠前の開錠が出来る、いわばオールマイティーな鍵のことです。そのマスターキーシステムがあればスペアキーを大量に作らずとも鍵1本で済みますので、管理が非常に楽になります。但し、言い方を変えればこのマスターキーが盗まれたりすると、全ての部屋が開けられるという危険なことになりますので、厳重な管理が必要になります。