ロッカーの鍵を紛失してしまった!対処法をご紹介します
会社の個人用ロッカーや、駅のコインロッカーなど、日常的にロッカーを使用する方も多いでしょう。ロッカーを使用する際に一番気をつけなくてはならないのは、鍵の管理です。「ロッカーに入れた荷物を取り出そうと鍵を探したら……見つからない!」なんてことになったら大変ですよね。
そこで今回は、ロッカーの鍵を紛失してしまった場合にどう対処すればよいのかについてご紹介していきます。今まさに鍵をなくして焦っている方もいるかもしれませんが、まずは落ち着いてこの記事を読んでみてくださいね。
目次
うっかりロッカーの鍵を紛失!まずはじめにするべきことは?
ロッカーの鍵を紛失してしまうと、焦ってしまい、どうすればよいのかわからなくなってしまうこともあるでしょう。そこで、ここでは「ロッカーの鍵を紛失した際に、はじめにするべきこと」をご紹介していきたいと思います。
とにかく探す!自分の記憶をひとつひとつ呼び起こす
まずは、とにかく鍵を探しましょう。「最後に鍵を見たのはいつか?」「どこかでポケットから鍵を出した覚えはないか?」「転ぶなど、鍵を落とす可能性のあるアクションをした覚えはないか?」など、自分の記憶をひとつひとつ呼び起こすことがポイントです。
こうして記憶を呼び起こすことで、「そういえば、いつもとは違う場所に入れたんだった!」など、案外早く見つかるケースもあります。
【会社のロッカーの場合】すぐに上司に報告
会社の個人用ロッカーの鍵を紛失してしまった場合は、すぐに上司に報告をおこないましょう。「当分バレないし、見つかるまでだまっておこう」と思ってしまう方もいるかもしれませんが、ロッカーの鍵は会社の所有物です。
なくした場合はすみやかに報告をし、対処をあおぐのが筋でしょう。むしろ、報告が遅れると「なぜすぐに報告しなかったのか」ということについても叱責を受ける可能性があります。
【駅などのコインロッカーの場合】すぐに管理者に連絡
駅や施設などのコインロッカーの鍵を紛失した場合は、そのコインロッカーを所有する管理者にすみやかに連絡を取ります。ロッカー本体のどこかに管理会社などの連絡先が書いてあることも多いため、その場合は、記載の連絡先に電話をするとよいでしょう。
ロッカーの鍵、探したけど見つからない!そんなときは…
「一生懸命探したけれど、どこにも見当たらない……。」そんな場合は、以下の対応をおこないましょう。
【会社のロッカーの場合】スペアキーがあれば開けてもらう
会社のロッカーの場合、総務担当者などがスペアキーを持っていることが多いです。鍵を紛失したことを上司に報告したのちに、スペアキーの有無を確認し、あるようであればロッカーを開けてもらいましょう。これにより、荷物を取り出すことはできます。
【駅などのコインロッカーの場合】マスターキーで開けてもらう
駅や施設などのコインロッカーの場合は、通常、管理会社がマスターキーを持っています。連絡をすれば、身分証明書の提示などと引き換えに、マスターキーを使って中身を取り出してくれるでしょう。
ただし、マスターキーでロッカーの中身を取り出すことはできても、紛失した鍵は戻ってきませんので、管理会社から鍵交換費用などを請求されることがあります。費用相場としては1,500円~2,000円程度の場合が多いようですが、管理会社によってはもっと高い金額を請求される場合もあります。
これらの点についてはロッカーの利用規約で決まっていることが多いため、その規約にしたがうようにしましょう。
スペアキーがないから開けられない…それなら業者を頼ってみて!
駅や施設のコインロッカーであればほぼ確実にマスターキーがありますが、会社のロッカーの場合スペアキーがない場合もあります。スペアキーがないと中身が取り出せず困ってしまいますよね。そんなときにおすすめなのが、鍵業者の利用です。
困ったときの最終手段は鍵業者!
スペアキーがない場合は、すぐに鍵業者に連絡をしましょう。鍵業者であれば、基本的にはどんなタイプのロッカーの鍵であっても解錠してもらうことができます。
費用はかかるものの、大切なものをロッカーの中に入れている場合は、なくした鍵を何日も探し続けるよりも、鍵業者に開けてもらったほうがよいでしょう。
もちろん会社のロッカーは会社の所有物ですから、会社に無断で業者を呼ぶのはやめましょう。総務担当者などに相談してから呼ぶようにしてください。
気になる鍵開けの費用相場は?
どの業者を選ぶのかにもよりますが、鍵開けの費用は2千円から5千円くらいが相場です。作業は基本的に数十分くらいで完了します。
簡単な構造のロッカーであればすぐに開けることができますが、複雑な構造のロッカーの場合は、破壊する必要も出てきます。その場合、会社は新しいロッカーを設置することになりますので、会社側から紛失した人へ鍵開け費用や設置費用が請求されることもあります。注意しましょう。
鍵をなくしたロッカーは鍵交換して防犯性を高めよう
たとえ鍵開けによって中身を取り出せたとしても、紛失した鍵が知らない人の手に渡ってしまっている可能性もあるため、そのロッカーの鍵は交換したほうが安全です。
とくに、会社のロッカーには機密書類などを入れている場合もあるため、外部に漏れたりしたら大変です。鍵業者に鍵を交換してもらいましょう。
なお鍵の交換にかかる費用の相場は、業者にもよりますが4千円から1万5千円くらいのことが多いようです。
ロッカーの鍵を紛失すると、どんな処分が待っている?
会社のロッカーの鍵を紛失してしまった場合に一番気になるのが、「どんな処分を受けるのか?」ということではないでしょうか。ここでは、会社のロッカーの鍵を紛失してしまった場合にどんな処分を受ける可能性があるのかについて、ご紹介していきたいと思います。
始末書の提出が待っているかも
ロッカーの鍵を紛失したことによる処分として、まずどこの会社でも考えられるのは始末書の提出を課されることです。
始末書を書く際は、「どうして鍵を紛失してしまったのか」「今後鍵を紛失しないためにどのように生活態度を改めるか」などについて、反省していることが伝わるように丁寧に記載しましょう。
鍵紛失を繰り返していると懲戒処分もあるかも?!
始末書の提出だけで済めばまだよいほうで、最悪の場合、減給などの懲戒処分を受ける可能性もあります。もちろん普段の生活態度にまったく問題がなく、たった一度鍵を紛失しただけであれば減給などになることはあまり考えられません。
しかし、日々の生活態度に問題があったり、鍵の紛失を繰り返したりしているようであれば、こうした懲戒処分が下ることは十分に考えられます。紛失した鍵が重要機密書類を入れていたロッカーの鍵であった場合は、より厳しい懲戒処分が下されることもあるかもしれません。
こうした重い処分を受けないためにも、日ごろからロッカーの鍵の管理は慎重におこなうようにしましょう。
鍵をなくさないためには、「鍵はいつも必ずここに入れる」「ポケットなど、ちょっとしたはずみで落としてしまう可能性がある場所には入れない」などの自分ルールを作っておくとよいかもしれません。
まとめ
今回は、ロッカーの鍵を紛失しまったらどうすればよいのかについて、対処法をご紹介してきました。鍵が見つからなくても、最終的に鍵業者に依頼すれば鍵を開けてもらえるため、「中身が取り出せない」ということにはなりません。その点は安心してください。
それよりも恐ろしいのは、ロッカーの管理者から鍵交換の費用を請求されてしまうことや、会社から懲戒処分などを受けることではないでしょうか。日ごろから鍵の管理には十分注意し、このようなことにならないのが一番です。これからは、一段と鍵管理について意識して生活してみてくださいね。